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ネイルサロンに通うことを、やめてみる

amelie_writer

〜ラフに楽しむ、私の爪との付き合い方〜

ネイルサロンで整えられた指先は、見るだけで気分が上がる。
そんな憧れから通い始めたけれど、半年後にわたしはサロン通いをやめてみることにした。

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爪先まで美しい人にあこがれて

わたしの友人たちは、ほとんどがネイルサロンに通っている。
通う頻度はだいたい1か月スパン。きれいに整えられて、旬の色が塗られ、上品なデコレーションがあしらわれている。

友人の美しい手先をみると、なんだかこちらも高揚した気分になる。
美しいって、正義だ…とすら思った。

わたしはそれまで自分で整える程度しかしてこなかったが、ある日ついにスイッチが入った。

よし、わたしもネイルサロンデビューだ。
そして、指先からきれいになってみよう。

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いざ、予約

早速わたしは、ホットペッパービューティーで「ネイルサロン」を検索。
ネイルサロンって、こんなにたくさんあるの…?

初心者のわたしはメニューを見てもよくわからず、友人に教えてもらう。
ジェルネイルというのが一般的らしい。伸びてもきれいに見える「グラデーション」を勧めてもらった。

ケア込みで8,000円くらい、所要時間は2時間。
通いやすいところがいいかな、と近所のサロンを予約した。

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初めてのネイルサロン

近所のネイルサロンは、小さな建物の2階。
普通の家のような入口で、インターフォンを鳴らすとネイリストさんが出迎えてくれた。
一人で運営しているらしい。

ネイリストさんって落ち着いたイメージがあったけど、その方はとても元気でパワフル。
施術が始まり、わたしの指先は少しずつきれいになっていく。

…が、次第におしゃべりが苦痛に感じてきた。
間近で手を取り合ったまま、初対面の人と2時間話し続けるのは、内向的なわたしにとってかなりのエネルギー消耗。
(あとで知ったのだけど、施術中に動画やテレビを見ていていいお店もあるらしい)

狭い空間にたった2人というのも、私には少ししんどかった。
仕上がりは大満足だったけど、その日、家に帰ったときにはどっと疲れていた。

ネイリストさんや場所との相性って、大事なんだなと感じた。
次回は別の店にしてみよう、と思った。

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二度目のネイルサロン

3週間ほど経ち、伸びたネイルが気になってきた。
今回は慎重に選んで、開放的な空間で、相性が良さそうなネイリストさんを探した。

結果、そのサロンは私好みの雰囲気で、ネイリストさんも柔らかな雰囲気。
施術中も安心してリラックスでき、仕上がりも満足だった。

ここなら通えそうだな、としばらくそこに通うことにした。

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通うことがしんどくなってきた

通う頻度は1か月が一般的だけど、わたしの場合は2週間を過ぎると伸びた爪が気になってくる。
結局3週間に1回のペースで通っていた。

けれど半年経った頃、ネイルがきれいになる喜びよりも、通うのが面倒…という気持ちのほうが大きくなっていた。

伸びた爪を自分で切って終わりにできたら、どんなにラクだろう。

そう思い、最後にジェルネイルをオフしてもらって、一旦サロンに通うことをやめてみることにした。

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やめてみた

まず、爪が呼吸しているような開放感に喜びを感じた。
気になった時にいつでも切れることは、私にとって大切なことだったと気づく。

おかえり、私の爪…という気分。

そうはいっても、清潔感は大切だし、おしゃれも楽しみたい。
ネイルセルフケアキットを購入し、YouTubeを見ながらケアを始めた。
半年通っていたおかげで手順もなんとなくわかる。

ネイルを楽しみたい時はセルフネイルを。速乾タイプを使えばストレスなく楽しめて、これがなかなかいい。

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小さな学び

なんだって、やってみなければわからない。
自分に合うのか合わないのか、好きなのかそうでもないのか。

こうしてトライ・アンド・エラーを繰り返して日々前に進んでいるわたしを、
わたしは結構いいな、と思っている。

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関連する本

『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』高山都

モデル・執筆業・商品のディレクションなど幅広く活動し、丁寧な生き方を発信するInstagramも人気の都さん。
この本の中に「基本ネイルしない派」というお話も。
自分軸で生きている都さんのかっこよさがちりばめられた素敵な一冊。

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“Beauty is not just painted, it’s how you feel free.”
美しさは塗ることだけじゃなく、自由でいられること。

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小さな気づきの日記|a.mélie
静かな日々の中で、ふと心が動いた瞬間を綴っています。 わたしにとっての「やめてみたこと」や「気づいたこと」は、 暮らしを軽くし、心を自由にしてくれました。 ここはそんな、小さな気づきの記録帳です。
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