他者から評価を求めることを、やめてみる

amelie_writer

自分で自分にいいね!ができたら、それでいい

誰かの評価がないと、自分の存在が揺らぐように感じていた時期がある。

でも今は、自分で自分に「いいね!」を押せたら、それで十分だと思えるようになった。

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報われない努力

わたしは、もともと真面目なタイプだと思う。
事務職をしていた頃、どんな時でも丁寧に、迅速に、誠実に仕事に向き合っていた。
社内の空気が少しでも良くなるように、見えるところも見えないところも整えて、誰も気づかない努力を重ねていた。

でも、そんな働き方が評価されることはほとんどなかった。

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評価される人

評価されるのは、部署を渡り歩きながらおしゃべりを楽しんでいる人たちだった。
「本当に仕事してるのかな?」と思ってしまうような働き方の人たち。

ある時、その事実を突きつけられて、胸の奥に大きな虚しさが広がった。

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虚しさの正体に気づく

どうしてこんなに虚しいのか。
考えてみて、はじめて気づいた。

わたしは心の奥で「他者からの評価=いいね!」を求めていたのだ。

「いつも頑張ってるね」
「ありがとう」

そんな言葉が、欲しかったんだと思う。

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スーさんの言葉

その頃ふと思い出したのが、ラジオ「生活は踊る」でジェーン・スーさんが話していた言葉。

“働いていて評価されないと感じる時、それはあなたの存在が無価値という意味ではない。他人の目ではなく、自分が自分をどう見ているかの方がずっと大きい。”

心の奥にストックしていた言葉が、この時一気に腑に落ちた。

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自分軸でいること

それ以来、わたしは自分が自分に「いいね!」できるかどうかを軸にするようになった。
すると、不思議なほど気持ちが軽くなった。

一日の終わりに「今日の自分、よくやったね」と思えたなら、それがいちばん大きなグッドボタンなのだ。

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The best like is the one you give yourself.
(いちばんの「いいね!」は、自分で自分にあげるもの。)

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小さな気づきの日記|a.mélie
静かな日々の中で、ふと心が動いた瞬間を綴っています。 わたしにとっての「やめてみたこと」や「気づいたこと」は、 暮らしを軽くし、心を自由にしてくれました。 ここはそんな、小さな気づきの記録帳です。
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