やめてみる日記

合わないと感じる仕事を、やめてみる

amelie_writer

〜好きなことで生きていくのが、いちばん幸せかも〜

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「このままでいいのかな?」
その小さな心のつぶやきが、わたしの人生を大きく変えた。
そんな日々の記録です。

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同じ日々に気づく

わたしは大きな企業で、事務職として働いていた。
働き始めた頃は覚えることが多くて大変だったけれど、仕事も人間関係も新鮮で、毎日が楽しかった。

でも、1年が過ぎて、少し自分に余裕が出てきたころ、ふと思った。
「わたし、ずっとここにいるの?」
そう思った瞬間、なんともいえない絶望感に襲われた。

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心のざわめき

確かに、安定した企業で、週末は自分の時間も楽しめる。
そう考えれば、割り切ってここでずっと働くのも一つの選択だ。
でも――

週5日、
ほぼ毎日同じメンバーと、
同じ仕事を繰り返し、
憧れるような人が一人もいないこの会社に、
これから先、何十年も通い続けるの?

安定は、時に絶望と背中合わせなのかもしれない。

わたしは時間をかけて、自己理解と「自分が納得できる働き方」について考え続けた。
すると、長いトンネルの先に光が見えて、自分が進みたい方向が見えてきた。
その先の景色も、少しずつ明確になっていった。

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小さく決めて動く

仕事を辞める準備と、新しい仕事を始める準備を、入念に進めた。
そして満を持して、安定した事務職を退職した。

わたしが新たに選んだのは、大好きなものを扱う企業。
安定しているとはいえないし、体への負担も小さくはない。
それでも、わたしは毎日わくわくしている。
今日はどんな出会いがあるのか。どんな仕事ができるのか。どう工夫したら、もっと良くなるのか。
勇気を出して動いてみて、本当に良かったと思う。

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今日をYESにする問い

スティーブ・ジョブズは、2005年のスタンフォード大学の卒業式でこう語った。
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”
(もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にやりたいだろうか?)

いまのわたしは、自信を持って YES と答えられる。

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背中を押した一冊

『年収90万円でハッピーライフ』大原扁理 著


転職したいけれど、安定した給料ではなくなる不安で足がすくんでいた頃に出会った一冊。
お金やモノの量ではなく、「自分は幸せか」という基準で暮らしを組み立てる著者の姿に、勇気をもらった。

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If it’s not a “yes” for today, it’s not for a lifetime.
(今日やりたいと思えないなら、それは一生やることじゃない。)

me / a.mélie
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小さな気づきの日記|a.mélie
静かな日々の中で、ふと心が動いた瞬間を綴っています。 わたしにとっての「やめてみたこと」や「気づいたこと」は、 暮らしを軽くし、心を自由にしてくれました。 ここはそんな、小さな気づきの記録帳です。
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