銭湯と映画館へ行くという、しあわせ
月初は、わたしの “Refresh Day”
毎月、月初にわたしは有休をとることにしている。
条件はただひとつ。平日であること。
そのうえで1日が取れたら、なお最高。
この「月初の Refresh Day」は、わたしにとってとても大切な日。
この日に家と体と心を整えることで、気持ちよく新しい一カ月を始められる気がする。
Refresh Day のルーティンは、だいたいこんな感じ。
朝7時~10時頃のうちに、家中を片づけて掃除する。
普段はかんたん掃除だけど、この日は水回りまで全部ピカピカに。
寝具のメンテナンスも、この日にまとめてやる。
この時、ハウスクリーニングのスタッフになったつもりで動くと、不思議と捗る。
「3時間まるごとパック、金額は3万円です」なんて、一人でままごと気分。
時間内にやり終えたときの達成感は、かなり気持ちがいい。
家が整ったら、出かける準備。
さぁ、ここからは月一のお楽しみタイム。
この日は一万円使っていいことにしている。
毎月あらかじめ予算を組んでいるから、心置きなく使える。
11時ころにスーパー銭湯へ。
わたし調べでは、平日の昼前がいちばん空いている。
混雑が苦手なわたしでも落ち着いて過ごせる、貴重な時間帯。
まずは体をしっかり洗って、ぬるめの炭酸泉へ。
ゆっくり体がほどけていく。
そのあとサウナを2セット。
体の内側からデトックスされていく感覚が心地いい。
12時になったら、予約していたアカスリへ。
月1のアカスリは、わたしにとって最高の投資。
古い角質が落ちて、血流がよくなって、心身がふわっと軽くなる。
施術者の方のあたたかい手と優しい声にも、ほっとする。「また一カ月がんばろう」って自然に思える時間。
お風呂を満喫したあとは、お気に入りのカフェでランチ。
新鮮な野菜たっぷりの、体にやさしいごはん。
午後は映画館へ。
何も決めずに行き、その時の気分で一本選ぶことが多い。
そうすると、思いがけない出会いや発見があって、自分の中に新たな感覚が生まれる。
NetflixやAmazon Primeもいいけれど、最新の作品にたまに触れるっていいなって、いつも思う。
(1日ならファーストデーでお得に観られるのも嬉しい。)
夕方、ゆっくり散歩しながら帰る。
ピカピカの家が迎えてくれる。
夜は手帳を開いて、
「今月はどんな一カ月にしようかな」
と、今日感じたインスピレーションをそっと混ぜながら、
わくわくした気持ちで今月のテーマを決めていく。
こうやって“区切りの日”があるって、ほんとうにいい。
Resetting once a month makes the whole year feel lighter.
(月に一度リセットすると、一年じゅうが軽やかになる。)

